おすすめリスニング教材

TOEICテスト入門者の私がおすすめというのも説得力があまり無い気がしますが、アイディアが良くて面白くて効果があったかな?と思えた教材があるので、ご紹介します。 普段、英語はReadOnlyな私にとってテストを受ける前は、いかにリスニングで取れなかった点をリーディングで補うか?ということしか考えていなかったのですが、 初戦の結果はまさかのリスニングの方が良く出来たという、何やら大変複雑な心境ではあるのですが、そのくらい効果があったと思います。

それは、「TOEIC®テスト Part 3 & 4 鬼の変速リスニング」という本で私はKindle版を購入しました。すごく安くて効果もあった気がしますので費用対効果抜群じゃないですかね。 2014年の出版でわりと最近のものですが、通称「鬼速」って呼ばれているんでしょうか?私は帯にある「スパルタやで」という大阪弁が印象にあり、私は「スパルタやで」と勝手に呼んでいます。 これ、何が鬼速かというと、TOEICのPart3や4に出てくるような例文のスピーチが2.5倍から0.7倍まで数段階用意されているんですね。そしてこれを繰り返し注意深く聞いていると2.5倍でも幾つか単語が拾えるようになって、 等倍速だととてもゆっくりに聞こえて、最終的には全部聞き取れるようになるまで耳が進歩している、というものです。また、その問題を音読練習(リピーティング、オーバーラッピング、シャドーイング) することによって聴くだけではなく自ら発声することによって間接的にリスニング能力を高めるという練習法です。これらの音素材はダウンロードする必要があるのですが、 英語の音声のほか、3人の講師による大阪弁の講義式で構成されていて、ラジオを聞いているような感覚でスパルタなのに飽きません。私はテストを申し込んだのが締め切りギリギリで、そこからの勉強でしたので 半分くらいしか消化できなかったのですが、最初は「2.5倍なんて無理無理」と思っていても繰り返しているとおぼろげながらわかってきますし、等速なんて「こんなゆっくりなの?」と思えてしまうくらいです。 この練習法はだいぶ効果的なんじゃないですかね。というかこのようなアイディアはアプリにあっても良いですよね。

Sep 1st, 2015
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